ラボダイヤ(正式名称:ラボグロウンダイヤモンド)とは?製造法シリーズ: 第2回 - CVD法のすべて
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- 1月21日
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更新日:2月23日

本記事では、ラボダイヤのもう一つの主流な製造法であるCVD法(化学気相成長法)について詳しく解説します。
CVD法(化学気相成長法)とは?
CVD(Chemical Vapor Deposition)法は、プラズマや化学反応を利用してダイヤモンドを成長させる方法です。
プロセス
基板の使用: 種結晶(小さなダイヤモンド片)を基板として使用します。
ガスの供給: メタン(CH₄)などの炭化水素ガスと水素ガスを真空チャンバーに導入します。
プラズマ処理:
チャンバー内でプラズマを発生させ、ガスを分解。
炭素原子が基板の上に堆積し、ダイヤモンドが成長します。
特徴
純度が非常に高いダイヤモンドが得られる(窒素などの不純物が少ない)。
無色透明なダイヤモンドの製造が容易。
厚みや形状の調整が可能。
歴史と経緯
CVD法は1980年代に研究が始まり、1990年代に宝飾用途への応用が進みました。この技術はもともと工業用薄膜の製造に使用されていましたが、科学者たちが宝石用ダイヤモンドの成長に適用する方法を発見しました。
最近のニュース
現在、CVD法は特に無色透明なダイヤモンドの製造において主流となっています。また、この技術は環境に優しいとされ、持続可能なジュエリーの一環として注目されています。
品質別の製造成功率
高品質(IF-VVS): 約90%
中品質(VS-SI): 約95%
低品質(Iクラス): 約99% CVD法は特に高品質なダイヤモンドを生成する成功率が高く、精密な制御が可能です。
カラット数別の製造成功率
1カラット以下: 約95%
1-2カラット: 約90%
2カラット以上: 約75% CVD法は大きなカラット数の製造成功率が比較的高いですが、非常に大きなサイズではやや難しくなります。
HPHT法とCVD法の比較とまとめ
HPHT法とCVD法はそれぞれの強みを持ち、ジュエリー市場を支えています。どちらの方法が自分のニーズに合っているのかを比較することは重要です。このシリーズの最後では、2つの方法の詳細な比較と活用事例を紹介します。お楽しみに!
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