日本におけるジュエリーの歴史
- Admin
- 2023年7月11日
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更新日:2月7日
1. 古代:
日本列島では、縄文時代や弥生時代にかけて、独特の装飾品が作られてきました。ネックレスやブレスレットが作られ、弥生時代には銅や鉄の加工技術が伝わり、金属製の装飾品が登場しました。
2.古墳時代:
4世紀から7世紀の古墳時代には、豪華な埋葬文化が栄えました。豪族の墓からは、金銀宝飾品を装飾した勾玉や装飾品、副葬品が多数出土しました。装飾品は自らの地位と権力を示す象徴として作られました。
3.平安時代:
8世紀から12世紀の平安時代、装身具は貴族や宮廷で重要な役割を果たしました。金工品や宝飾品が洗練され、和歌や絵画の題材として用いられました。女性では、頭飾りや振袖の帯など、儀式などの際に着用する装飾品が重視されました。
4. 鎌倉時代:
12世紀から14世紀の鎌倉時代には、武家階級が台頭し武家文化が栄えました。武士の身分や勇気を示すために、鎧や刀の装飾品として宝石や金属加工が施されていました。また、仏教の影響を受けて、仏具や仏像の装飾品としても多くの宝石が用いられてきました
5. 室町時代:
14世紀から16世紀の室町時代には贈答文化が隆盛し、宝飾品の需要が高まりました。儀式用の品として使われていました。茶道や能の世界では、茶道具や舞台装飾品の増加に伴い、宝飾品の需要も高まりました。
6. 安土桃山時代:
16世紀後半から17世紀にかけての安土桃山時代には、戦国の乱が終わり、華やかな装飾品や刀剣が流行しました。また、茶道の人気に伴い、茶道具や花道具の装飾品としての需要も高まりました。
7. 江戸時代:
17世紀から19世紀の江戸時代には、武家や町民の間で独自のアクセサリー文化が発展し、武士は刀装具や鎧、町人たちは身の回りの装飾品として宝石や金属細工が使われていました。特に歌舞伎や芸者文化が栄えた江戸時代後期には、舞妓や遊女が色鮮やかな装飾品を身につけることが多くなりました。
8. 明治時代:
19世紀後半から20世紀初頭の明治時代、日本は西洋文化と接触し、西洋のジュエリースタイルが導入されました。ガラスや真珠、ダイヤモンドなどの宝石が使われていました。また、明治政府による近代化の推進に伴い、工業製品も生産されるようになりました。
9. 大正・昭和時代:
20世紀初頭から中頃の大正、昭和にかけて、西洋美術のムーブメントの影響を受けたジュエリーが誕生しました。アールデコやアールヌーボーの要素を取り入れ、幾何学的なデザインと曲線美を追求したジュエリーが人気に。さらに昭和時代には和洋折衷のデザインと伝統工芸が発展し、独自のスタイルを生み出しました。
10. 現代:
現代の日本では、伝統技術とモダンなデザインを融合させたジュエリーが作られています。和紙や竹などの素材、漆塗りや金属細工などの伝統工芸の技法を用いた個性的なジュエリーが人気。個性豊かなデザイナーによるアートジュエリーや地域の伝統工芸ジュエリーも注目を集めています。
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